10種類の新米 完食

 お正月過ぎから、秋に買った吟米本舗の「ニッポンのお米セレクトシリーズ食べ比べセット」の10種類の新米を食べ始めて、全部食べ終わりました。

 

 さすがにどの銘柄も美味しかったのですが、特に目を引いたのが、「福井県産いちほまれ」で、説明に「炊き上がりの輝く白さが特徴。」と書かれている通り、ピカピカ感が他のお米とは違っていて印象に残りました。

 

 ほとんどの銘柄を、無洗米2合パックを1合ずつ2回に分けて、1合分150gにして量って炊いたのですが、最初は水加減に戸惑いました。

 

 説明書には、「水を量って加える場合は(2合につき)430ccを目安にお好みで調整してください。」と書かれているのですが、2合は360ccで、1.2倍での水で432㏄なになりますので、普通のお米を炊く時の水加減だと思います。普通のお米は洗う時に1割程度の水を吸水するので無洗米を炊く時は1.3倍で炊くことをお勧めします。468ccなので約470㏄です。レンジで炊く場合は、マイクロ波加熱の特徴で中心から加熱されるため米粒の澱粉を余すことなく糊化させることができるので、さらに1割増やして1.4倍の504㏄で約500㏄です。

 無洗米をレンジで炊く場合は、無洗米2合に水500ccです。

 普通のお米2合を電気やガスで炊く場合の水加減が430㏄なのに対して、レンジで無洗米2合を炊く場合の水加減は500ccなので、多めの量に炊き上がる事になります。

 

 無洗米2合に水500㏄なので、無洗米1合を炊くのに、500㏄の半分で250㏄で炊いたのですが、少し硬めの炊きあがってしまいました。原因は、土鍋の吸湿性が高いため、水を土鍋に吸水されしまったことではないかと思い、250ccより少し多め、270㏄位の水で炊くようにしました。そして、ハツシモのような硬めのお米は、さらに水を多めにしました。

 

 そして加熱時間のモンダイ。

 どんどん寒くなっていく季節なので、米1合(180㏄)~カップ1杯(200㏄)を浸さずに炊く目安の200:7分→500W:7分→200W:3分→庫内蒸らし:15分ではなく、最初の200Wを10分に延ばしました。

 最初の200Wの加熱は、米の浸漬を、弱い加熱とマイクロ波の振動で時短をはかるためのものです。室内が寒かったり、水が冷たい場合は、もっと長い時間、200Wで加熱することをお勧めします。

 米をしっかりと浸す事、良く沸騰させる事と、温かい中での蒸らしを十分に行う事、これが美味しいご飯を炊くコツです。

 

 せっかくの美味しい銘柄米も、水加減や炊き方で、全然違ってきます。

 

 という事で、なごみおばさんは、レンジでごはんを炊く名人なので、美味しく炊いていただきました。