ちらし寿司の作り方(5~6人分)

「電子レンジ用炊飯土鍋なごみ」で炊いた2合の御飯で作るちらし寿司の作り方を御紹介します。

 

 

クックパッド「なごみおばさんのキッチン」に、 寿司御飯の作り方がレシピID:4325418に、錦糸卵の作り方がレシピID:5561425に、詳しく載せてあります。

 

 コテコテに挑戦してみたい方におススメです。挑戦する場合は、材料を全部準備して、時間のゆとりのある時にやってみてください。

 一つの例としてご覧いただいて、いろいろ工夫すれば、どんどん手抜きして作ることができます。

 

 寿司御飯用の合わせ酢は寿司酢ならそのまま混ぜて下さい。

 だし汁も昆布と鰹節でのとりかたを載せましたが、液体出しを延ばせば簡単です。

 干瓢も煮て味が付いた物も売っていますし、油揚げでもいいし、無しでもかまいません。

 野菜は、ニンジン、レンコンの他、タケノコもあれば入れると歯ごたえが楽しめます。

 海老は、冷凍の殻付きを茹でて使いましたが、ボイル海老でもいいし、カニカマ、サーモン、マグロ、イクラ等、赤いものは色取りがいいし、ボイルホタテや穴子も散らせば美味しくなります。

 錦糸卵も市販のものがあるし、厚焼き玉子を切って飾れば、ずっと手軽です。

 

《材料》

・無洗米(又は普通米) ……2合(360㏄/300g)

・水 ………470㏄(水の容積の1.3倍)

・酢  ………50cc

・砂糖……大匙3杯(すりきり)

・塩  ………小匙1杯(すりきり)

・昆布 ……一切れ

 

・ニンジン …………3cm程度(小さいものなら1本)

・干瓢  …………………一袋(25g)

・レンコン …………一節(大きいものなら3㎝程度)

・干しシイタケ ………3個

・さやえんどう ………1袋(約50g)

・卵 ……………………………4個

・海老………………………適量

・紅ショウガ……………適量

・刻み海苔…………………適量

・だし汁………………………200㏄(カップ1杯)

・醤油……………………………50㏄

・味醂……………………………50㏄

・砂糖  ……………………………大匙3杯

・砂糖(錦糸卵用)……………小匙1杯

・塩(錦糸卵用)…………………一つまみ

・サラダ油(錦糸卵用)………少々

・塩……………………分量外に使います

 

だし汁用

 (お吸い物にも使います。)

 ・水………………………1500㏄

 ・鰹節パック………3パック

 ・昆布 …………………一切れ

《作り方》

(1) 「炊飯土鍋なごみ」に無洗米2合と水470㏄昆布一切れを入れて、30分以上浸しす。普通米の場合は、米を洗ってザルで水を切り、水の量は430㏄です。 

(2) だし汁用に、水1500㏄に昆布を一切れ浸しておきます。

 

 

(3) 干しシイタケを水200㏄(カップ1杯)程度に浸して戻します。干しシイタケの戻し汁は、いいダシが出ているので煮る時に使います。

 

(4) 干瓢を水(分量外)につけて戻しておきます。戻した水は後で捨てるます。

 ここまでは下準備なので、早めにやってておいても大丈夫です。

(5) だし汁用に昆布を浸しておいた③の水を鍋に移して、加熱します。

 

(6) 沸騰する前に昆布を取り出します。

 

(7) 沸騰したら火を止め、鰹節を入れます。しばらくすると鰹節が沈んできます。

(8) 水に浸しておいた干瓢は水気を絞って、塩(分量外)をかけてもみます。塩もみしたら水洗いして塩気をとって、絞っておきます。

 

(9) 戻した干瓢を1㎝程度の長さに切ります。

(10) 切った干瓢を鍋に入れ、水(分量外)を入れて茹でます。

(11) 干瓢を茹でている間に、昆布と鰹節でとっただし汁(7)を網で濾して、ボールに移しておきます。

 

(12) 茹でた干瓢は、ザルに移して水を捨てます。

 

(13) 茹でた干瓢は、軽く絞って水気を取っておきます。

(14) 昆布を入れた水に浸しておいた(1)の無洗米の昆布を取り出して蓋をしてレンジで加熱します。時間の目安は、500W:15分→200W:3分→庫内蒸らし:15分 です。

(15) 錦糸卵を作ります。材料は、卵4個、砂糖小さじ1杯、塩一つまみ、だし汁大匙1杯、他にフライパンにひくサラダ油少々です。

 

(16) ボールに卵4個を割入れ、砂糖、塩、だし汁を入れて混ぜます。

 

(17) フライパンを熱して、サラダ油を大匙1杯程度入れて、全体に広げます。

(18) フライパンのサラダ油は、キッチンペーパーを折り畳んで菜箸で軽く拭き取ります。キッチンペーパーは、何回も使いますので捨てないでください。

 

(19) フライパンを弱火にして、玉杓子に一杯程度(16)の卵液を流し入れて、全体に広げ、薄焼き卵を作ります。

(20) 卵液が固まって端がめくれてきたら、裏返します。

 

(21) 裏返してしばらく焼いた薄焼き卵を、お皿に移して冷ましておきます。

 (18)~(20)を繰り返します。慣れると、卵4個で6枚ぐらい作れます。

(22) 長さ3㎝程度のニンジンは、皮をこそげて、5㎜ほどの厚さに切って、何枚か重ねて5㎜程に千切りにします。

(23) レンコンは皮を剥いて両端を切り落とし、縦半分に切って3㎜程度の薄切りにします。レンコンは大きい場合は4つ切り、小さい場合はそのまま薄切りです。

(24) 水で戻した干しシイタケ(3)は軸の石突を切り落として、2㎜程度に切ります。戻し汁は煮る時に使うので捨てないで下さい。

(25) 鍋に、(13)の干瓢、(22)のニンジン、(23)のレンコン、(24)の干しシイタケ、シイタケの戻し汁、だし汁200㏄、醤油50㏄、味醂50㏄、砂糖大匙3杯を入れて煮ます。

(26) 鍋(25)を火にかけて、時々まぜながら煮ます。

(27) 煮汁が少し残っている状態まで煮て、火を止めます。そのまま冷ましておくうちに具材が煮汁を吸って、あまり汁っぽくなくなります。

(28) サヤエンドウは、筋を取って斜め半分に切ります。

(29) 切ったサヤエンドウ(28)を塩茹でします。鍋にお湯を沸かし塩(分量外)を入れ、沸騰したらサヤエンドウを入れ、柔らかくなったらザルにあけます。

(30) 御飯が炊けて、15分以上蒸らし終わった頃なので、寿司桶を水で濡らして布巾で水気をとって、準備します。

(31) 酢と砂糖と塩を混ぜて「合わせ酢」にして準備して、寿司桶に炊き上がった御飯を移します。

(32) 寿司桶に移した御飯は全体に広げるようにして、合わせ酢をかけて、杓文字で切るように混ぜまず。混ぜたら、寿司御飯を冷ましておきます。

(33) 解凍した冷凍エビの背に爪楊枝を指して、背ワタを引き上げるように取ります。

(34) 鍋にお湯を沸かして、塩を入れ(分量外)、海老を茹でます。茹ですぎると硬くなりますので、軽く火を通す程度で、ザルにあけて下さい。

(35) 寿司御飯が冷めたら、煮た具材(27)を煮汁ごと入れます。

(36) 寿司御飯と具材を、杓文字で切るように混ぜます。

(37) 全体が混ざったら、しばらく置いて落ち着かせます。

(38) 薄焼き卵(21)が冷めた頃なので、錦糸卵にします。薄焼き卵1枚をまな板に置いて、横に3等分します。

(39) 3等分した薄焼き卵(38)を重ねて縦半分に切ります。

(40) 3等分して縦半分に切った薄焼き卵(39)を切ったところを重ねて、1ミリ幅を目指して切ります。

(41) 焼いた薄焼き卵(21)を全部、(38)~(40)の手順で錦糸卵にします。

(42) 茹でた海老(34)は、冷めたら皮を剥きます。

(43) いよいよ仕上げです。具材を混ぜた寿司御飯、塩茹でしたサヤエンドウ、刻み海苔、紅ショウガ、錦糸卵、塩茹でした海老、を飾り付けます。

(44) 寿司桶で飾り付けて、食卓にデ~ンと置いて一人分づつ取り分けるよりも、一人分づつ盛り分けてから飾る方が綺麗にできます(以前の写真なので感じが少し違っています)。

(45) 刻み海苔を全体に散らします。 

(46) 次に、錦糸卵を散らします。

(47) 茹でたサヤエンドウを散らします。

(48) 茹でて皮を剥いた海老と紅しょうがを飾り付けて出来上がりです。

(49) 出来たてよりも、しばらく置いてなじませると美味しくなります。

 寿司桶の蓋を後から買いました。便利です。