· 

今月の反省 R4.5月

 今年は肌寒い日が続いて、月末の今日、例年より10日ほど遅れてようやく庭のバラの花が咲きました。5月も今日で終わりなので、今月の反省をします。

 

 ゴールデンウィークは3年ぶりに行動制限がなかったので、またコロナ感染者が増えるかと心配していたけれども、幸いなことにそうはならなくてよかったです。この先、暑くなるから、マスクなしの生活ができるようになるといいですね。

 

 ロシアのウクライナ侵攻は苛烈さを増し、独裁国家のやることの恐ろしさを見せつけられて、自分の国や平和な生活を守ることについて、きれいごとではない現実問題として考えていかなければいけないようです。

 きれいごとではない平和問題って?ヘルメットや防弾チョッキだけでは守り切れないのは確かだけど…。

 

 

 

 

 さて、今月の和(なごみ)企画は、

 当HPやクックパッドやBASEショップのタイトル画像を、母の日バージョンから紫陽花バージョンに変更しました。

 が、それだけで、予定していたあれこれが全くできないで一ヶ月が過ぎてしまいました。

 仕方がない、こんな時もあるさ、と、そんな一ヶ月でした。

 

 

 

 

 プライベートでは、

 

 娘が育休明けの職場復帰で、ゴールデンウイーク過ぎから本格的に仕事を始める心づもりでいたのですが、娘婿さんが4月の終わりから体調を崩してしまったり、孫娘が発熱で保育園から連絡が来て娘が迎えに行ったり、私が迎えに行って預かったりで、バタバタしていました。

 私も急に連絡が入って子守係を担うと買い物にも行けなくなります。

 

 娘は時短勤務で職場復帰したのですが、保育園に子供を預けて通勤途中に発熱の連絡が入る日もあって、心身ともに疲弊しきってしまいました。 

 

 生まれ育った名前で、大学卒業以来10年以上続けてきた会社へ再び出社できることを心待ちにしていたのに、結婚して出産した女性にとっては過酷なものである、というのが現実です。しかも、時短勤務で働かせてもらえるのは恵まれているけれども、収入は半減です。

 

 これが、「女性活躍」の現実です。

 

 なごみおばさんがやっていることは娘婿さんの公開処刑でしょ!と、思われるかもしれませんが、おそらく多くの育児中の女性が、同様の苦悩を体験していると思うので、ブログで発信します。

 娘婿さんが特殊な人だとは思わないから、問題提起のための実例公開です。

 

 娘婿さんは残業が多い職場で、娘の育休中も育児を共有することが少なかったところへ、体調不良が長引いて、娘の職場復帰や子供の保育園に協力できる状態ではなくなってしまいました。子育てに参加してもらえない娘婿さんからは「母子家庭ならもっと大変だ」「ATMだと思ってもらえばいい」といった言葉が返ってくる、と、結果、娘が子育てを一人で抱え込まざるを得なくなって、私もできる限りの協力をして乗り越えて行くしかない、と、これが、和(なごみ)企画の事を全くできなくなった理由です。

 

 孫は、娘が4月中旬から職場復帰するために4月初めから保育園に入園したのですが、本来なら3月中に朝のタイムスケジュールを二人で話し合って、分担しなければいけないはずなのに、仕事が忙しい娘婿さんは話し合うことも分担することもなく、娘一人が6時に起きて赤ちゃんの離乳食を準備して食べさせて着替えさせて、それから自分の食事と会社へ行く準備をすると、娘婿さんはそれまでと同じ時間に起きて会社へ行く、とこぼしていました。

 

 再度、書きますが、娘婿さんが特別に自己中な人だとも思っていないし、悪口を書いているつもりもありません。どこででもこんなことが起こっていると思うから、解決しなければいけない問題として、あえて、公開しています。

 

 孫娘の発熱で私が昼過ぎに保育園へ迎えに行って預かる日が何回もあって、連絡帳に「赤ちゃんの夜泣きや授乳、それにお仕事で、お母さんが心配です」と書かれていたのを見て、今月の中旬から、週末、金曜日から日曜日の夕方まで、娘と孫は実家で泊まって体を休めさせるようにしました。

 人数の増えた食事の準備や洗濯、買い物はものすごく大変で、赤ちゃんに離乳食を食べさせるのは娘がやったけれども、離乳食の準備や食べ散らかしの始末、入浴の手伝いをして、私もへとへとでした。夫も会社が休みの日は孫娘を抱いていてくれたり、ベビーカーで散歩に連れてってくれたり、とにかく娘を休めさせてあげるために一生懸命でした。

 これを、平日は、職場復帰した娘が一人でやっているわけです。

 

 娘婿さんも、体調がなかなか回復しない中で在宅勤務をしていたけれど、週末は実家で泊まるようにして、二人ともそれぞれの実家暮らしで、体力回復が第一の生活になってしまいました。

 

 2月に一宮市で、母親が幼い子供3人を殺めてしまった事件があって、母親は逮捕されたけれど、母親を逮捕しても何も問題は解決しないと思います。そこも、夫は夜遅くまで仕事だったようです。以前に、岡崎市で三つ子を出産した母親が次男を殺めて母親が逮捕されたニュースがあって、やはり、夫は夜遅くまで仕事をしていたと記憶しています。

 母親だけが逮捕される問題なのだろうか? 夫には問題はないのだろうか? 育児の負担を母親だけに担わせざるを得ない会社には問題はないのだろうか?

 少子化の原因はどこにあるのか?です。

 自分の子供を殺めるほど追い込まれてしまう母親に寄り添う姿勢が無ければ、同じような悲劇は繰り返されると思います。

 何が問題で、どこを変えていけば子供を産んで育てることが今よりやりやすくなるか、を考えて変えていかなければ、子供を産んだ女性が苦しむ社会は続くし、女性が子供を産みたいとは思わないのは当然だと思います。

 

 テレビのニュースを見ると、お隣の韓国の新しい大統領の奥さんが違う苗字だったり、スウェーデンもフィンランドも首相が女性だったり、これが今の世界標準なのだと思います。

 日本では、昭和の戦後や平成の経済的成功の体験を引きずって、「これが伝統的な日本の文化」とばかりに女性を踏みにじったままの社会的な慣習を変えようとしないけれども、これではロシアの旧型戦車と同じじゃないかと思います。旧態依然とした体制は、今にドローンで撃ち落とされます。

 

 娘が子供を産み育てたい、仕事も続けたい、と思っているので、私も夫もそれを尊重して、できる限りの協力を行っています。娘が、子供が欲しくない、仕事がしたくない、と言っているわけではないのです。社会的慣習がそれを困難にしているのです。

 

 子供を産みたい女性の声に耳を傾けて、環境を整えていかなければ、子供なんて産めるわけがありません。

 

 ま、頑張って、とりあえず、孫娘が熱を出さずに保育園に行けるようになると、少しは楽になるから、乗り越えるしかありません。

 

 

 

 

 息子の方は、実は4月に夫と大阪へ行く直前に、「お仕事、辞めました。」とメールが入って、まぁ、びっくりでした。

 大阪へ行って聞くと、有給休暇消化中で、正式な退職は5月中旬とのこと。だから、4月の「今月の反省」には何も書かなかったけれど、息子より前に転職した会社の先輩から誘われているとのことでした。

 10年務めて、仕事のスキルも十分に身に着けたし、お金もしっかり貯めたし、正直なところ、誘われている会社の方が魅力的で、親としては納得するしかなかったです。

 できれば、そのままそちらの会社へ転職してほしかったけれども、しばらくのんびりしてからにしたいとのこと。

 「プータローのプーチャン⁉ それはちょっと…」と思ったけれども、いざ、息子が完全にフリーになってしまってから、何となく、それで良かったかなって思っています。

 

 間違ったこととか、人を貶めるようなことをするような人間ではないから、せっかくだから、色々な経験をして視野を広めてからでいいかと思っています。自己都合での退職でも失業給付金がもらえるようなので、そういうものもいただくと、10年間務めてきたこともよかったと思えるだろうし、国の仕組みの恩恵にもあずかれるし、それも貴重な経験になるのではないかと思っています。

 

 今は、好きな自転車であちらこちらへ行ったり、自分でコンテンツ(プログラム?)を作ったりして過ごしているそうで、青春真っただ中です。ただし、34歳なんですけれどね。

 

 

 

  「どうしてもやらなければいけないこと」は、まだ何にも進捗なし。困ったもんです。ブログに、こんなことがあったんですよ、って書ける日が早く来ますように。

 

 

 冬物の片づけが全然できていない。しょうがないね。

 そんなこんなの5月でした。

 

        以上、今月の反省でした。

 

 

《追記》

 誤字のチェックとか文の手直しを少ししてからアップしようと思っていたら、全く時間が取れなくなって、遅くなってしまいました。