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今月の反省 R6.2月

 もうすぐ2月も終わりですね。暖かい日が多かったので助かりました。今月の反省をします。

 

 能登半島地震で被害に遭われた方々も、暖かい気候に助けられて少しづつ前に進み始められたようです。現実を受け入れて、できる事をやって乗り越えて行くしかありません。厳しい現実です。

 

 今月の大きな話題は、国府宮の裸祭りで難追笹奉納に初めて女性参加が認められた、とのこです。裸祭りの難追笹奉納に女性が参加したいという発想をしたこともありませんでした。

 「女は不浄」

 稲沢で生まれ育ったので、当たり前のように言われてきたその言葉が、理屈ではない風土であり、女性の位置づけであることを知っているだけに、「よくぞ!」と思います。

 先月のクラス会でも、「市川房枝さんを生んだ尾張中島は男尊女卑の聖地」と話して、私が教師を辞めた直接の理由が、あからさまな女性差別人事だったことを思い出していました。某校長の息子に負担がかからないように配慮した人事だと説明されました。男女共修家庭科を目指していた家庭科教師にとって、毎年繰り返される女性差別人事は、「20年、30年、ここが変わるとは思えない」と判断するしかなかった…40年以上前です。

 そんな風土を肌で知っている者にとって、国府宮の難追神事に女性の参加が認められたことは、隔世の感があります。

 少しづつ、世の中が変わっていきます。

 

 それと、今月、成年後見人制度が見直される、というニュースがありました。少しは何とかなればいいけれども。

 成年後見人制度は、私にとっては「裁判所に嵌められた」と思わざるを得ない、情けない状況になっています。成年後見人は法務省が自分達の業界へ金を回すためのに作った制度だと思うしかないです。頼みもしない弁護士が訴訟費用欲しさ訴訟を起こして家族関係は壊滅状態になってしまったし、弁護士が「裁判所と相談してやった」と言っていた事は、裁判所へ聞きに行ったら「裁判所はそんなことは相談はしない」だそうな。

 弁護士は平気で噓をつく。

 仕方がなく、膨大な時間をかけて法務大臣に事情説明の手紙を出したし、その指示に従って行動して、また、膨大な書面を提出したけれども、結果、何ともならず今に至っています。

 知り合いから紹介された弁護士は、相談している間、この客のどこから金が取れるかを言葉の端から探しているだけに感じて、問題が解決できるようには見えませんでした。無料相談会で相談した弁護士は、成年後見人弁護士に対する不満は同業者の苦情のように感じた風で、不快な雰囲気だったけれど、細かく実情を話していくうちに、その弁護士に問題があることに納得したようでした。

 何とかしようにも、書面を作ろうにも膨大な時間と集中力が必要で、今は難しいです。

 成年後見人制度が見直されるだけで解決できる問題ではないけれども、とりあえず、見直されることになったことは良かったです。現行の制度に不満を持っている人は大勢いるはずです。この制度のおかげで、私は裁判所も弁護士も信用することができません。

 

 

 

 さて、今月の和(なごみ)企画は、

 

 クックパッドから「850回以上保存」のお知らせが届いたし、BASEのクーポンのお知らせも当ブログとBASEのブログで広報しました。

 それ以外の活動がなかなかできていない中で、クックパッドも皆さんによく閲覧していただいていますし、BASEショップもご来店いただいています。ありがとうございます。

 

 今月は確定申告で忙しかったです。中旬に風邪をひいてグズグズしていたこともあって、先日ようやく提出しました。

 

 

 

 プライベートでは、

 

 夫が先日、68歳になりました。

 退職後も継続で働いていた嘱託社員を辞めることにしました。最近、1,2年、夏や冬に出張に行くと、体力的に厳しくなってきていました。今は有給休暇消化中で、来月中旬から、週4日午前中のパートで続けさせてもらう事になっています。

 25年くらい前から新しい販売方法を任されて、その方法で一定の顧客が付くとそのエリアに新店舗を作る、というふうで、最初は随分と苦労していたけれども、気が付くと夫ひとりの顧客開拓で10店舗ほど新店舗ができて、その販売方法は、夫の会社のみならず同業他社でも今は一般的ものになっているそうです。毎日、たくさんの仕事道具を鞄に詰めて、「海外旅行に行くみたいな荷物だ」と言われたとか。

 ご苦労様でした。私もすごく犠牲になって来たしね。

 

 娘が、今、からだが一杯いっぱいで、遠慮がちに「じいちゃんに、子供の保育園の送り迎えの、どちらか頼めないか?」と聞いてきました。「いっそのことせっかくの機会だから送り迎え、両方ともやってもらったら?」と提案して、孫の送り迎えが、娘からの退職祝いのプレゼントになりました。

 

 息子は、先日36歳になりました。

 18歳で大学進学の時から一人暮らしで18年が経ってしまったので、この先、誰かと一緒に生活をするというのは難しいのではないかと心配しています。学生時代に、学問の他に、炊事洗濯と節約生活を身に着けたから不自由はないだろうと思います。ちゃんと就職しているのだから文句の言いようは無いし、それ以上は価値観の押し付けだろうからね。でも、本音で、いづれ結婚してもらえんだろうか?と思うのです。

 日本の人口減少だの、少子化問題だの、ではなく、親の本音は「息子も娘も、いづれ結婚して、できれば子供が授かれば」ですよね。若いモンが(息子は、もう若くはないけれども)結婚して子供を産んで育てようと思えるような社会、とか、国になって欲しいんですよね。何とかならんだろうか?

 「次元の異なる少子化対策」と言うのなら、何が結婚の障壁となっているか?を精査して、結婚へのハードルを下げるように変えていかなければ、と思います。選択的夫婦別姓制度のような当たり前のことすら実現できていないのですから。姓を変えなくても良ければ結婚に対してもっと前向きに考えたい、という人は少なからずいると思います。別に全員が夫婦別姓、と言っているわけではなく、選択すらできない現状は変えて行くべきだと思います。…ただ、息子の場合は、該当外ですけれどね。彼は一人が好きなタイプです。

 

 

 

 庭には、少しづつ春の花が咲き始めたり、蕾を膨らましたりしてきています。

 

 こんな2月でした。

 

      以上、今月の反省でした。